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和裁検定試験とは?認定級やテキスト、試験時の注意点

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和裁検定試験は、東京商工会議所が主催し日本和裁検定協会が共催する民間資格です。1~4級までの認定級があり、筆記試験だけではなく実技や部分縫いなどもあり座学だけでは合格できません。また試験当日は2人で1つの作業台をシェアするなど、その試験は独特です。これから和裁について学びたい方におすすめの検定となっています。

認定級について

和裁検定試験の認定級は1~4級となっており、最上位は1級です。全ての級で筆記(座学)と実地試験があり、ペーパー試験が通ればそれで良いという試験にはなっていません。1~3級には実技だけではなく部分縫いの試験もあります。受験資格はとくに制限はなく、性別・年齢・国籍・学歴などに一切関係なく受験できるのが魅力です。ただし1級は2級合格者を対象にしていますので、いきなり1級を受験することはできません。試験会場は東京都(1~4級)、高松市(2~4級)の2か所です。受験会場がかなり限られますので、受験の際には十分注意してください。

出題範囲について

4級は和裁の基本が出題されます。和裁の常識と裁断図解、被服の種類に関する出題区分表からの出題になります。実技は女子用浴衣のばちえり仕立てとなっています。3級は和裁の常識と裁断図解、被服の種類に関する出題区分表からの出題となっており、実技は女子用あわせ長着で材料は自由です。2級の筆記は3級の出題範囲と同じです。実技は女子用あわせ長着で材料の指定があります。1級の筆記も2・3級の出題範囲と同じで、実技は2級と同じ女子用あわせ長着でこちらも材料の指定があります。1~3級は部分縫いの実技も必要になります。実技・筆記・部分縫いのすべての試験で70点以上あれば合格です。ただし実技と部分縫いは未完成の場合採点はおこないません。

実施要項まとめ

申し込みは郵送で行います。インターネット受付はありません。まず郵便振替で指定の受験料を支払い、受領証を貼った申し込み用紙など受験申し込み用紙一式を郵送で東京商工会議所検定センター和裁係まで送ります。この時、返信用の封筒(切手を貼った物)も同封します。書類が不足していると受験申し込みが完了しませんので、十分注意してください。

公式テキストは?

公式テキストの情報は一切公開されていませんが、筆記試験に「職業としての和裁の常識と裁断図解、 被服の種類に関する出題区分表」とあることから、テキストが発行されている可能性は大です。日本和裁検定協会事務局(TEL:03-3816-1858)まで問い合わせる必要があります。

試験の合格率など

平成29年9月に開催された第60回試験での結果では1級の合格率は40%、2級は29.4%、3級は57.6%、4級は76.0%となっており、4級は比較的簡単な内容となっています。1級の合格率は意外にも高いですが、1級を受験するには2級をパスしなければなりません。1~3級受験予定者には和裁講習会も実施されています。「あまり試験に自信がない」方にはお勧めです。詳細は日本和裁検定協会事務局へ問い合わせをお願いします。

試験の注意点いろいろ

座学だけではなく実技や部分縫いなどもあることから、試験の注意点はほかの検定よりも多くなっています。1級・2級受験者は、鏝釜・鏝を持参すること(鏝は2本使用可)、任意で座布団の持ちこみ可能、積算表、電卓の持ち込みは可能、昼食は各自準備、1級以外は2人で1つの作業台をシェアして受験、また級別に作業者が当日用意しなければならないものが決まっているため、注意書きを良く読んで忘れ物のないようにしなければなりません。

まとめ

和裁検定試験は和裁のプロを目指す方、和裁を少し勉強してみたい方など和裁に興味のある方にうってつけの検定です。実技試験もあるため、より実践的な技術・知識が身に付きます。