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服作りが好きな方に役立つパターンメーキング技術検定!就職に有利?難易度は?

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パターンメーキング技術検定は一般財団法人日本ファッション教育振興協会が主催・認定する民間資格で1990年頃から実施されており、業界では有名な資格です。

デザイナーが書き起こしたデザイン画を元に型紙を作成、商品化のために立体的な型紙を作る技術・知識レベルが問われます。1~3級までの受験級があり、レベルに応じて受験が可能。ファッション業界、とくに洋服のデザインや試作品作成、商品化部門で働く方にとっては非常に役立つ民間資格となっています。

1級は筆記試験がなく実技試験のみで、2・3級は筆記試験と実技試験が両方出題されどちらもある一定の評価や得点を得られなければ合格できません。

パターンメーキング技術検定はどんな資格?

ファッションデザイナーが書き起こしたデザイン画はただデザイン画として鑑賞するためのものではなく、洋服を実際に作るための設計図の一種です。

ところがデザイン画だけでは具体的にどのように生地を裁断し、どこを縫えばいいのか分かりません。そこで必要になるのが型紙です。デザイン画から型紙を制作し、立体的に仕上げるためにパターンメーキングの技術と知識は欠かせません。デザイナー兼パタンナーのお仕事をされている方もいます。

アパレル業界でも実際に洋服の企画・試作・制作・指導監督を行っている方にとっては非常に役に立つ民間資格なのです。

難易度と合格率

平成29年度のパターンメーキング技術検定合格率をチェックしてみると、3級が約76.2%、2級が約61.1%、1級が57.4%となっています。他の年も合格率に大きな差はありません。3級は約7~8割の高い合格率となっており、基本的な知識をきちんと押さえて勉強しておけばあまり問題なく合格できるレベルのようです。

こちらの資格には受験資格はありませんが、服飾専門学校などで2年間パターンメーキングの勉強をされた方を想定して出題されています。知識がない状態ではやはり合格しにくい試験ですので、試験対策は十分に。服飾系の専門学校では独自の試験対策を行っているようです。

就職や転職に有利?

もし将来、アパレル・リテール企業などでパタンナーの仕事に就きたい場合はこの資格を取得しておくと就職にかなり有利になりますし、転職でも有資格者は優先的に採用されます。なぜならアパレル・リテール企業では、未経験者や無資格者を採用することはほとんどないからです。

またこの資格の受験生は年々少なくなっている、または横ばいとなっており、人材不足も指摘されており逆に将来性のある仕事とも言えます。アパレル関連の仕事を目指しているのなら、早めに資格を取得できるようにスケジュールを立てて勉強していく必要があるでしょう。

独学で受かる?学校に通ったほうがいい?

パターンメーキング技術検定の資格を取得するには、やはり服飾系専門学校でファッション造形知識などをきちんと身に付けておく方が良いです。もちろん独学で合格できないと断定できませんが、試験では座学だけではなく実技もありきちんと技術が身についているかどうかを厳しくチェックされますので、ちょっとテキストを勉強しただけでは合格しにくいです。

独学での合格を目指しながらも何度も不合格になるときは、専門学校で勉強される方が良いかもしれません。もちろん試験向けのテキストや問題集も発売されていますので、これら参考書の内容もしっかりチェックしてください。

パタンナーの仕事に役立つあわせてとりたい資格

パタンナーの仕事に役立つと考えられる民間資格は「ファッションビジネス能力検定」です。こちらはパタンナーの技術や知識を問うものではありませんが、アパレル業界のマーケティング戦略、マーチャンダイジング戦略、流通戦略、マネージメント知識、ファッションビジネスに関する知識などアパレルの包括的な知識が問われます。

会社の会計や財務、予算、知的財産権など一見パタンナーとは関係なさそうな勉強に見えますが、洋服を生産するうえで予算や知的財産権などの知識は不可欠。予算に限りがある中での素材探しや効率的な発注方法などファッション業界全体を知っておくのは非常に役立ちます。

まとめ

将来、アパレル業界で商品開発や管理などの業務を行いたい方は、パターンメーキング技術検定の資格を取得しておくと入社しやすくなります。

有資格者が優遇されやすいアパレル業界では資格をもつことが大きな武器となるため、自身の技術や知識を証明するためにもできるだけ関連資格を取得しておくのがお薦めです。