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国内外に求められる海上無線通信士ってどんな資格?就職に有利な分野や難易度は?

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海上無線通信士は、公益財団法人 日本無線協会が主催・認定する資格です。公益財団法人 日本無線協会は総務省が認めている公益財団法人なので、この資格は国家資格の位置づけとなっています。

この資格は通信衛星設備や電話無線設備など、モールス信号以外の通信方法で他の船舶や陸上とやりとりするための資格になります。

通信できる範囲がかなり限られてくるためあまり認知度は高くありませんが、船舶での通信業務を行いたい方、漁業用海岸局に勤務したい方などには必須の資格となります。総合無線通信士に比べて難易度は低く、下位級であればある程度の勉強時間で取得できる資格です。

海上無線通信士ってどんな資格?

海上無線通信士は航海中の船舶での無線通信に関連する業務を行う専門職員です。海難事故などにも対応しなければなりませんし、船に何らかのトラブルが発生したときは近くを航行する船や陸上の施設と連絡しなければなりません。責任は大きいと言えます。

海上無線通信士の試験には第1級から四級まであり、第四級は通信の範囲が国内だけになるため業務の範囲が狭まることになります。当然上位級になればなるほど業務の自由度が広くなりますが、その分覚えることも増えます。

合格率や難易度は?

海上無線通信士の平成29年度の合格率をチェックしてみると、第四級が約49.5%、第三級が33.7%、第ニ級が約30.3%、第一級が約34.1%となっています。

これとは対照的に総合無線通信士は第三級でも約3.0%の合格率しかありませんので、総合無線通信士に比べるとかなり難易度の低い試験であると言えます。ただ難易度は高くないとは言え、専門知識がないと合格は難しいため勉強は必須です。

おすすめの勉強法は?通信教育はある?

海上無線通信士の勉強法は独学がメイン。テキストや過去問題を購入してテキストを読み、過去問題を解いて出題パターンになれる必要があります。目新しい問題も出題されますがだいたいは過去問題から出題されますし、全体の6割の正解が出せれば合格ですので過去問題を繰り返し解いて練習するのが一番です。

大学や短大、専門学校で会場無線通信士の勉強ができるところもありますが、卒業と同時に資格が取得できるものではありません。必ず国家資格を受験しなければならないため、大学や短大に通わないと受験できない、合格できないわけではありません。

資格取得で有利に就職できる分野は?

海上無線を扱う会社であれば就職・転職先としてはかなり有利。主な就職先としては漁業関連の施設(海岸局などの通信施設)や漁船の船舶局など漁業・航海関係の会社、無線のメーカーや販売を行う企業、公官庁などで就職や転職が可能となります。

海上無線なので船舶関係の仕事は狙い目です。年収などは就職する会社によって差がありますが、無線があれば必ず仕事がありますので取得しておいて損はありません。

関連する資格について

世界には海だけではなく空や陸がありそれぞれの場所で無線が使われています。そのため海上無線通信士だけではなく、航空無線通信士や陸上無線技術士と言ったエリアを限定した無線通信士の資格がありますし、それらを総合した総合無線通信士の資格もあります。

一番広く使えるのは総合無線通信士の資格ですが、前述したとおり、合格率がわずか数%と狭き門です。ほかにも航空特殊無線技士、陸上特殊無線技士、海上特殊無線技士、アマチュア無線技士などの資格もあります。

まとめ

海上無線通信士は船舶や漁業関係の通信に必要な資格です。将来船舶での通信や基地局、海岸局などで勤務したい方は必要になりますので、早めに試験対策を考えておくと良いです。

独学でも合格されている方もいますが、大学や短大、専門学校でも合格のための授業を受けることができますが必ず国家資格を受験し、合格しなければなりません。