自宅でお菓子教室を開きたい、お菓子好きを履歴書でアピールできる資格が欲しいと思っている方に紹介したいのが菓子検定。
今日は、菓子検定について詳しくまとめてみました。試験日程や申し込み方法、難易度など、菓子検定のハテナが解決できる内容です。
この資格を持っていればパティシエ同様の知識を持っていると豪語できるかも?!
料理検定も実施!
菓子検定は、菓子検定委員会である大阪あべの辻製菓専門学校が実施する認定資格です。国家資格ではありませんが、お菓子作りに関する資格は数少ないので希少な資格。
大阪あべの辻製菓専門学校は菓子検定だけではなく料理検定も行っており、ダブル受験する人も多いみたいです。
試験ではどんな問題が出る?
菓子検定は一体どんな問題が出るのかというと、3級と2級によって異なります。どちらも筆記試験のみなので、試験対策しやすいです。
3級では、材料の原料、器具、作り方の問題といった基礎知識が問われる問題です。全50問を60分で解きます。
2級では、3級の知識に加え、歴史的背景が問題が出題され、どうしてこの材料が使われるようになったのか、お菓子が時代を重ねてどう変化してきたのかといった問題が出ます。全80問で、試験時間は75分です。 洋菓子が80%、和菓子が20%の割合で出題されるので、洋菓子作りに詳しい方の方が有利ですね。
合格率
菓子検定はどれくらい難しいものでしょうか?
残念ながら、合格率が発表されていないので、具体的にどれくら難しいのかというのは説明しにくいのですが、公式問題集を勉強しておけばほぼ合格できるようです。
勉強方法
菓子検定の問題は以下の問題集から出題されるので、しっかり勉強しておくとよいと思います。公式HPから購入できます。
- 『菓子検定公式問題集&解説【3級】』
- 『菓子検定公式問題集&解説【2級】』
3級は問題集で紹介されている内容が出るようですが、2級はちょっとひねった問題だったり、※印で小さく書かれている内容から出題されるようです。2級を受験する方は注釈も飛ばさずに勉強するのがよいと思います。
公式問題集の購入ページでは、例題2問が紹介されているので、時間を作ってチャレンジしてみてください。
ちなみに私は全く勉強なしで挑戦してみましたが、2級と3級とも全問正解でしたwww でも、例題はたったの2問しかないですが、実際は3級で50問、2級で80問出題されるので、しっかりと勉強してくださいね。
試験日程と申し込み方法
試験は、年1回、6月頃に実施されています。会場は、東京、名古屋、大阪の3会場です。
申し込み期間は、11月中旬~4月中旬まで。申し込み方法は、インターネット、セブンイレブン、ローソン、郵送の4つから行えます。
試験日程や会場は年度によって変わるので、公式HPを確認してみてください。分からないことがあれば、菓子検定受付事務局へ問い合わせてみてください。
まとめ
認定資格は指定の講習を受講しないと受けられない資格が多いですが、菓子検定は必須の講習はないので受験しやすいです。食関連の認定資格は、受講代や受験費で10万円以上かかる資格が多いですからね。
受験資格 | なし |
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合格率 | 非公開 |
試験日程 | 年1回(6月頃) |
試験問題 | 選択式 3級:50問(60分)/2級:80問(75分) |
申し込み期間 | 11月中旬~4月中旬 |
参考書 | 『菓子検定公式問題集&解説【3級】』 『菓子検定公式問題集&解説【2級】』 (各1,200円) |
受験料 | 3級:3,200円/2級:4,200円 |
菓子検定は他の認定試験よりも受験にかかる費用が抑えられるので、専業主婦や学生が目指しやすい資格です。