この間、女子会で日本酒バーに行ってきました。日本酒って飲みにくいイメージがあったけど、どれもおいしかった~!お気に入りは「ねね」。山口産の日本酒スパークリング。ついつい飲みすぎて翌日、二日酔いで頭痛との闘いでした笑
日本酒スパークリングなんて変わった日本酒を知って、日本酒に興味を持ち始めたこの頃。日本酒に詳しくなる資格がないのかと調べてみたところ、「日本酒検定」というものがあるらしい。
誰でも受けられる資格だから人気があるらしい
日本酒検定試験は、酒造メーカーとか酒蔵などで働いていなくても受験できるそうです。20歳以上の人なら誰でも受けられます。学歴に関係なく取れる資格です。
3ヶ月分の食費くらいかかちゃうような受講料もなし。
3級⇒2級⇒準1級⇒1級の4段階ありました。でも上級から受けることはできないみたいです。1級は準1級合格者、準1級は2級合格者、2級は3級合格者しか受験できないので、3級から受験することになります。
こんな問題が出る!
試験問題を調べると、日本酒の歴史や文化、作り方、未成年の飲酒の危険性や飲酒運転などのモラルやマナー、酒器やラベルの読み方といった日本酒の楽しみ方、生産量や消費量といった雑学と、幅広い問題が出題されていました。
日本酒の種類をちょっと知った程度のあまちゃんでは、合格できない難易度です。
難易度が高いのは、合格基準は全問題の85%以上正解です。しかも、でも85%以上正解しても、その年の合格ラインが高いと不合格になる可能性もあるみたいです。
資格を調べていてついた知識ですが、資格はだいたい70%の正解率で合格できるけど、80%以上正解しないといけないって…誰でも合格できるような資格じゃないから、合格できたら転職面接の自己アピールのネタになる気がする。
合格基準
級 | 合格基準 |
---|---|
1級 | 全問題の85%以上 |
準1級 | 全問題の85%以上 |
2級 | 全問題の85%以上 |
3級 | 全問題の70%以上 |
合格率
残念ながら、日本酒検定の合格率は公開されていませんでした。なので、過去問やって正解率85%以上を基準に考えるのがよさそうです。
受験者のブログを見ると、3級でもしっかり勉強しなければ合格するのは難しいとかかれていました。
勉強方法
問題は全て公式テキストから出題されるらしいので、勉強方法は公式テキストをマスターすることです。
公式テキスト
全ての問題が『日本酒の基』という公式テキストから出題されます。
公式HPで購入ができるのですが、定価3,240円と一般的な参考書より高い。228ページと分厚い参考書で、大学とか専門学校の教科書で使われてそうなしっかりした本です。ページ数が多いので、受験した人は3ヵ月くらいびっちり勉強していました。
受験者のブログを見ると、『日本酒の基』だっけではなくて、『唎酒師(ききざけし)過去問題集』を勉強したという書き込みが多かったです。日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会のページから無料でダウンロードできるようです。タダで参考書がゲットできるのは助かります。
合格者によると勉強のコツは、「参考書を見ながらではなくしっかり暗記すること」だそうです。
問題集以外の試験対策
日本酒作りの過程は、参考書だけで覚えるのは大変なので、酒蔵で行われている酒造りイベントに参加したり、酒造蔵元のブログを読むといった対策をする方が多いみたいです。酒蔵巡りとか温泉旅行兼ねて楽しめそう。
まとめ
仕事への活かし方はなかなか難しいところもありますが、今日本酒に触れるお仕事をしている人には知って欲しいと思いました。
日本酒について知識深めたら、旅行も食事も楽しくなりますね。
受験資格 | 20歳以上なら誰でも ※ 1級:準1級合格者/準1級:2級合格者/2級:3級合格者のみ |
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合格率 | 非公開 |
試験日程 | 年3回(6・9・12月) |
検定料 | 1級:5,250円 準1級:4,700円 2級:4,200円 3級:3,650円 |
参考書 | 『日本酒の基』 |
問い合わせ先 | 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)事務局 |
豆知識
子役のこごまちゃんが最年少の10歳で取得したことで有名みたいです。こごまちゃんのお母さんは料理研究家で同じ協会が実施している「きき酒師の資格」を持っているんだとか。でも、未成年者が受験できるという点で叩かれて、受験資格に20歳以上が追加されたみたいです。