履歴書に書いた方が良い資格と、できるだけ書かない方が良い資格については悩む問題です。ここでは履歴書に書いた方が良い資格について、どのように判断すればいいかをご紹介しています。
- 仕事に関連する資格は記入する
- 難易度の高い資格(国家資格)は記入する
- 運転免許や秘書検定、簿記検定の資格は記入する
- パソコン関連の資格は記入する
- 語学系の資格があれば記入する
- 記入しない方がいい資格は「趣味」
- 勉強中の資格についても書いておくとグッド
- まとめ
仕事に関連する資格は記入する
履歴書に書いた方が良い資格と言えば、まずは直接仕事に関連するものが思い浮かびます。たとえば事務職から日商簿記やパソコン検定、秘書検定など事務職に有利になる資格を履歴書に書くのが筋。ここで紅茶検定やアロマテラピー検定合格と書いても、珍しがられる可能性はあっても採用にはほとんど意味がありません。
難易度の高い資格(国家資格)は記入する
資格と言っても難易度の高い資格に関しては、履歴書に記入しておきましょう。公認会計士や税理士、医師免許、看護師、管理栄養士、土木施工管理士、建築士などすぐに取得できない専門性の高い資格をもっているだけで、面接時に評価があがります。国家資格はぜひ履歴書の資格欄に書いておきましょう。
運転免許や秘書検定、簿記検定の資格は記入する
普通自動車免許は地方では当たり前にもっているものではありますが、履歴書の資格欄に記入するのがまずは基本です。運転免許以外にも、秘書検定や簿記検定、パソコン検定など事務系の資格も書いておくと無難。最近は介護や医療系の業種でも事務連絡や事務的な報告書を作成する機会があるため、事務系の資格があれば転職にも有利です。
パソコン関連の資格は記入する
今やどの業種でも必ず利用するパソコン。事務連絡や報告書の作成などに使わない日はありません。とくに管理職や管理職候補ともなれば「パソコンが使えません」は禁句。もしパソコン関連の資格があれば、できるだけ履歴書に書いておくと有利。とくにパソコンを使用する職場では、転職にかなり有利になります。
語学系の資格があれば記入する
入社を希望する会社で英語や中国語などの外国語が必要ないとしても、語学系の資格があれば履歴書に記入しておきましょう。医療系では「外国語が話せるスタッフがいる」と評価の対象になります。語学系の資格はどこで役立つのか分かりませんので、判断できないときはとりあえず履歴書に記入しておくのがおすすめです。
記入しない方がいい資格は「趣味」
ここまでは履歴書に記入した方がいい資格をご紹介しましたが、逆に書かない方が良い資格もあります。それは「趣味系」資格。紅茶検定やNARUTO検定などは個人の趣味で取得することは構わないのですが、履歴書に書いても意味がありません。趣味系の資格を書きこむと幼稚な印象を与える危険もあるので、やめておきましょう。
勉強中の資格についても書いておくとグッド
「今、日商簿記2級の勉強をしています」という内容の記述を履歴書の備考欄に書きこむのも効果的です。「向上心のある人材」という良い印象を与えることができます。「簿記検定は1級まで取得したい」「今後も勉強し続けたい」とやる気をアピールする良い材料になります。資格で「あなたのやる気」を表現しましょう。
まとめ
履歴書に書いた方が良い資格と、書かない方が良い資格をご紹介しました。国家試験や公的試験はできるだけ積極的に履歴書に記入しておく方が良いですね。さらに今後の資格取得の予定や希望などを上手にアピールして、面接官に良い印象を与えましょう。