カラーコーディネーターは東京商工会議所が認定する民間資格。毎年多くの方が受験しており、公式テキストや問題集が充実しており、セミナーや通信教育でも学習可能です。
資格を取得することで企画職やデザインの専門部署などで活躍できるチャンスもあります。これからカラーコーディネーターにチャレンジしたい方へ。
カラーコーディネーター試験の認定級について
カラーコーディネーター試験は1級・2級・3級の認定級が設定されており、受験者のレベルにあわせてどの受験級を選んでも構いません。いきなり1級から受けることもできるのです。1・2級や2・3級の併願受験も可能。国籍や年齢、性別で受験が制限されることもなく公平な試験となっています。
ただ確実に実力をつけながらステップアップしたい方は、3級からの受験が良いですね。
カラーコーディネーターの公式テキストは豊富
カラーコーディネーター試験の公式テキストは各級に対応したテキストが販売されています。とくに1級は「ファッション色彩」「商品色彩」「環境色彩」の3つの分野があり、どれか1分野を選んで受験することになります。
過去問題集も書店やネット通販で気軽に購入できますので、勉強しやすいのが良い点です。セミナーも通信講座も開講していますので、勉強しやすい方法を選べます。
カラーコーディネーター試験の難易度は?
カラーコーディネーター試験の2015年分の合格率は、3級が60.2%、2級が44.5%、そして1級が25.3%となっています。3級や2級は比較的試験に通りやすい状況ですが、やはり1級ともなると難易度はあがるようです。
試験を受験している方々も学生や小売業・卸売業・サービス業・建設業・製造業・運輸通信業など、さまざまな分野から支持されています。
カラーコーディネーターに合格すると活躍できる分野
小売業では商品を販売するための効果的なディスプレイ作成や、商品陳列に色のセンスや知識を生かせますね。環境色彩の分野もあることから建設業の方も受験しています。
食品製造ではケーキや料理を美味しくみせる工夫を、色彩の観点から実践可能ですよ。もちろん色とは切り離せないファッション業界では、この資格はかなり役立ちます。
まとめ
カラーコーディネーター試験は色に関わる仕事をしている方、これから色の世界で仕事をしたい方、色を生活のなかで活用したい方におすすめの資格です。公式テキストや問題集も豊富なので勉強しやすいのが特徴。色に興味のある方におすすめです。