「日本語教師って名前から日本語の先生って事は想像がつくけど実際どんな仕事なのか分からない。」「日本語教師に興味はあるけど、どうやって資格を取るのか分からない。」そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
日本語教師とは - 日本語教師の仕事内容
日本語教師とは、在日外国人や留学生を対象に、日本語の文法、読み書き、接続詞、単語を教えるお仕事です。
言葉だけでなく、日本独自の文化やマナーも教えます。各国の日本語学校や国内の日本の大学が勤務地となります。
日本語教師の資格取得の方法
資格の取得方法は、様々ですが、主に2つの取得ルートがあります。
大学や日本語教師育成講座で日本語教員過程を修了する
総合大学の場合、言語学、日本語指導法をはじめとする様々な科目を合計420時間学習しなければなりません。その中で日本語を様々な角度から分析して、研究していきます。
日本語教育能力検定試験を受ける
この試験は、日本語教員になりたい人や、日本語研究をしている大学教授などが受けます。
日本語教育能力検定試験は平成16年以降、受験者数が減少しています。平成28年度の受験者の傾向をみると、会社員・公務員・自営業の方が3分の1を占めています。
日本語教師の資格が有利になる仕事
「日本語教師」の資格を持っていると、日本語学校はもちろん、大学教員として採用される可能性が高くなります。
また、日本語の事や文化を詳しく学ぶことができるので、「国語の教員」になりたいという方にもおすすめです。
日本語教師の資格の難易度は?
合格率は22%程度。難易度はかなり高めに設定されています。
日本語教師になるための試験勉強
試験内容は、筆記試験(日本語の構造、教育制度、心理学、歴史)このように試験範囲が非常に幅広いので、勉強に必要な期間は最低でも2~3か月は必要であるといわれています。このように試験範囲が広い場合は全ての内容を一通り理解するのに1か月はかかります。
そこから苦手分野を洗い出し、完璧になるには4か月は必要です。この事から考えると最低でも半年前、可能であれば1年前から勉強し始めるのがベストでしょう。