近年、制定された「レクリエーション介護士」という資格。介護関係の資格を調べていて見つけました。とっても大事な資格な感じがしたいので、今日は「レクリエーション介護士」の資格や仕事内容について調べてみたいと思います。
そもそもレクリエーション介護士とは?
レクリエーション介護士とは、高齢者に対して楽しみや生きがいを見つけるサポートをする仕事です。
具体的には、高齢者施設でのレクリェーションの企画および実践・高齢者とのコミュニケーションを取る事でその人に合った楽しみや趣味を一緒に見つけていくことで生きがいづくりのサポートをします。
レクリエーション介護士の資格で身につくこと
レクリエーション介護士の資格を取得しておくと、人を楽しませるための知識を身に付けることができるので、介護施設のレクレーションだけでなく、高齢者の方とどのように接すれば良いかを学べるため、資格を取得しておくのは、介護職ではない一般の方にもおすすめです。
レクリエーション介護士で習得できる知識
- 介護のために必要な基本的な知識 ・・・ 入浴介助の方法・移乗の方法・食事介助の方法など
- 高齢者と円滑なコミュニケーションを行うための方法 ・・・ 話す際の声の大きさ・話し方・話すスピードなど
- レクリェーションの企画の仕方と効果的な進め方 ・・・ どのような内容が良いか、どのように進行すればスムーズにできるかなど
実際にレクリェーションを行ってどうだったのか見直しができるようになります。ですので、次にレクリェーションを行うときの注意点や利用者に対しての支援指導が可能になります。
- Aさんは、手が悪いのでトランプゲームをするときには手札を持ってあげた方が良い。
- Bさんは、認知症があるので、レクリェーションの内容を順序を示しながら説明した方が良い。
- Cさんは、車いすを使用しているので、サッカーやゴルフといった類いのレクリェーションを行う際には、特別ルールとして、サッカーの場合は手を使っていいことにする。ゴルフの場合は、持ち手の長いゴルフパットを使用して良いことにする。
このようなことを職員会議で提案することで、より良いレクリェーションを行うことができます。
レクリエーション介護士のを取得するには
レクリエーション介護士を取得するには、日本アクティブコミュニティー協会認定機関の講座を受講しなければいけません。
講座の受講方法には通学コースと通信講座コースの2種類の方法があります。どちらのコースも試験対策されているプログラムですので受講が初めてという方も安心です。
通学コース
通学コースは、受講期間「約3か月」。試験内容は筆記試験で「選択式問題50問と添削課題」。
通信講座コース
通信講座コースは、受講期間「2日(1日6時間) 合計12時間」。試験内容は、筆記試験で「選択式問題50問と添削課題」。
まとめ
レクリエーション介護士についてご紹介しました。現在介護業界で働いている方、スキルアップにレクリエーション介護士の資格の勉強をしてみてはいかがでしょうか。