「介護福祉士って名前だけは聞いたことあるけど実際にどんな仕事をするか分からない。」そんな方のために介護福祉士の仕事内容と資格の取得方法をご紹介します。
介護福祉土とは
障がい者や高齢者の日常生活のお手伝いをする仕事で、一般的にはヘルパーと呼ばれています。
具体的な仕事着内容は食事介助、排泄介助、入浴介助、家事支援といった支援を行います。ただし、介護福祉士は、国家資格なので一定の実務年数と試験に合格する必要があります。試験については後ほど詳しく説明します。
介護福祉士の資格を取ったらどんな仕事するの?
ここからは、それぞれの仕事内容について解説していきます。
食事介助
食事の配膳や食事を食べさせたりします。※このとき、食べ物を喉に詰まらせないように注意します。詰まらせてしまうと、肺炎を引き起こす恐れがあります。
入浴介助
利用者の状態によって変わってきますが、状態が良い方は一人介助、状態が比較的重い方は2人介助で行われる事が多いです。
お風呂はヘルパーにしか頼まないという利用者も多いようです。また、湯加減や洗い残しがないかどうかなどを必ず確認する。※お風呂は滑りやすく、転倒の可能性が高くなります。目を離せません。また2人介助の場合は、転倒させることがないように声をかけあうと良いみたいです。
排泄介助
手すりがついている場合は利用者が手すりを持つことができるかを確認し、持てる場合はつかまってもらって下着をおろします。
便座へ移動する際にはしっかりと身体を支えます。拭くことが必要な方の場合は必ず拭き残しがないかどうかを確認。下着を上げるときも同様です。
家事支援
ご飯作りや皿洗い、洗濯、掃除といった家事全般をする仕事です。
介護福祉士の試験内容
介護福祉士の資格試験を受けるためには、受験資格があります。試験内容は、筆記試験と実技試験の2つがあります。
受験資格
- 養成学校を卒業し、実務経験が9か月以上ある者
- 実務経験が3年以上あり、実務者研修を修了しているもの
筆記試験(5択・マークシート)
・科目:人間の尊厳と自立・人間関係とコミュニケーション・社会の理解・介護の基本・コミュニケーション術・生活支援術・介護過程・発達と老化の理解・認知症の理解・障害の理解・こころとからだのしくみ・医療的ケア・総合問題
実技試験
介護に関する技術
試験対策
試験対策については、現場で資格を持ってる人にヒヤリングするのが一番です。とくに実技は、先輩に付き合ってもらいコツを聞くのが良いでしょう。
まとめ
介護福祉士は人の役に立てていることを実感できる仕事の一つです。国家試験でもしっかりと日頃から勉強しておけば必ず合格できます。この記事を読んで、一人でも多くの方が介護福祉士になりたいと思ってくれれば幸いです。